親亡き後の生活

【満足できる選択をしよう!】障害者向けグループホームの選び方6選。

 

「障害者グループホームへの入居を検討しているけれど、何を基準に選べばいいのか」は気になるところだと思います。

そこで今回は、グループホームの選び方について解説していきます!

マナ
マナ
グループホーム選びの参考にしてください!

グループホームの対象者をチェックしよう!

まずは、グループホームの受け入れ可能な障害区別なのかどうかをチェックしましょう

障害グループホームは、知的障害精神障害身体障害難病患者を入居の対象としています。

複数の障害区別を受け入れているグループホームもあります。

その中でも、どの障害を持つ方を受け入れているかは、各グループホームによって変わってきます

子供の障害を受け入れてくれるグループホームか確認してから、グループホーム選びを始めましょう!

マナ
マナ
市役所などから貰える資料などには、どの障害区分が対象の事業所なのか記載されていることが多いので、参考にしてみましょう!

どのタイプのグループホームかチェックしよう!

グループホームには、3つの種類があります。

お子様の障害の程度によってどれだけの支援が必要になるかは異なってきます。

  1. 介護サービス包括型:主に夜間や休日に介護が必要な方
  2. 外部サービス利用型:入浴や排せつなどの介護を外部の介護事業者がサポート
  3. 日中サービス支援型:24時間の支援

どのサービスタイプが適しているか確認しましょう!

建物のタイプをチェックしよう!

グループホームには、戸建て型アパート型があります。

プライベート空間を重視したいのか、いつでも支援を必要としているか、にもよって適しているタイプが変わってきます

戸建て型

シェアハウスのイメージに近いです。

プライベート空間は少ないですが、他の人の目が届きやすく、比較的障害の度合いが重い方が入居しています

アパート型

交流室のあるマンションのようなイメージです。

プライベート空間が重視されており、基本的な日常生活は自分一人で出来る方が多く入居しています

夜間支援の有無をチェックしよう!

入居するグループホームによって、夜間対応は4つのパターンがあります。

  1. スタッフによる夜間支援があり、建物に常駐している。
  2. 夜間常駐はしていないが電話での支援体制がある。
  3. 近くの系列グループホームに常駐しており、入居するグループホームにはその都度支援、見回りにくる
  4. 夜間支援は行っていない

施設によって様々な支援や対応が異なるので、入居前には確認しておきましょう。

固定費をチェックしよう!

固定費は毎月支払うものです。

自分の経済状況を踏まえて、グループホームを探しましょう!

家賃

約1万~4万円前後が最も多いです。

グループホームのある市町村における生活保護の家賃扶助の料金以下に設定されている事業所が多数を占めます。

生活保護や低所得者を対象に、特定障害者給付という制度があります。

特定障害給付では、利用者が負担する家賃の一部を収入に応じて補助してくれます。

食費

基本的にはグループホームが提供した食事の回数ごとの支払いです。

食事の料金設定はグループホームによって異なり、清算時期も施設によって様々です。

食事内容についても、手作りなのか、弁当なのか、湯煎タイプなのか等の違いもあるので金額と照らし合わせてみるのがよいでしょう。

上記のように、食事面は施設ごとに約束事が様々ですので、自身の希望や状態を鑑み、よく比較検討することをお勧めします。

光熱費

光熱費の支払い方は、

  • 先に仮払いとして固定金額を徴収し過不足があれば後日精算するやり方
  • 利用分が確定した上で次月以降に徴収するやり方

など、グループホームによって様々です。

利用を希望する施設に確認しましょう!

 

グループホームの立地をチェックしよう!

自身の希望や状態によって優先順位を決めて探すのがよいでしょう!

例えば、

・通所、通勤がしやすい?

・送迎の対象範囲内?

・商業施設が近所にある?

・駅までの距離は?

・コンビニやスーパーまでの距離は?

・周囲の環境は静か?賑やか?

などなど、自身の希望に合わせて選ぶのがいいでしょう!

 

最後に

自信の希望に沿った形で生活することができるよう、グループホーム選びは慎重に行いましょう!

ただ、グループホームの空き状況によってもすぐに入居できない場合もあります。

早めから、見学したりするなど行動していくと良いでしょう!