最近では、障害者向けのグループホームが増えてきています。
今回は、そんなグループホームについて解説していこうと思います!
グループホームは、障害福祉サービスの「共同生活援助」のことです。
食事や掃除、入浴などの日常生活を送る上でのサポートを受けながら、地域の中に在る共同住宅で暮らし、自立を目指します。
グループホームの対象となる人
障害者総合支援法が定義する「障害者」に該当する人が対象です。
障害者グループホームに入居するためには、障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)が必要です。
また、支援があれば自立した生活を送れる方、地域で共同生活を行うことに支障のない方が対象になります。
障害グループホームの種類
・介護サービス包括型
夜間や休日に介護を必要とする方向けです。
食事、入浴、排せつなどに伴う介護を行います。
・日中活動サービス支援型
短期入所施設を併設、もしくは24時間支援体制で日中の活動もサポート。
介護の他、日常生活の支援や相談にも乗ってくれます。
・外部サービス利用型
夜間や休日の相談対応や家事などの日常生活上の支援。
入浴などの支援は事業所が委託している業者から受けられます。
障害の軽い方が多いです。
サービス利用料
・原則として、利用料の1割負担
(前年の世帯収入に応じた上限があります)
・グループホームの家賃、食事や水道光熱費、その他経費…etc
施設によって料金設定は異なりますが、家賃は一般的に比べて安めに設定されています。
グループホームのメリット
・住み慣れた町で暮らせる
希望する地域の障害者グループホームを利用することができます。
・入所施設ではなく、地域で暮らしたい
障害者グループホームなら支援を受けながら、一軒家やマンション・アパートといった共同住宅を住まいとして地域に溶け込んだ生活が出来ます。
・親元から自立したい
自立した生活を送りたいが、単身での生活は少し不安という方は、グループホームがオススメです。
また、障害のある子供の親が高齢であり、万が一の事態が起こった際に、子供が安心した暮らしを送れるようにしたいという方にも適しています。
どんな方が支援してくれる?
管理者
サービス管理責任者
世話人 日常生活のサポート
生活支援員 生活介護支援
などがいます。
サービス管理責任者は利用者に対して1人、
世話人は利用者6人に対して1人など、必要なスタッフの配置基準は決まっています。
最後に
グループホームの中には、定期的にレクリエーションを行ったり、
地域のイベントに参加する機会があり、関係者以外と交流を持てるグループホームもあります。
グループホームによってそれぞれ料金設定やルールなども異なるので、
気になる施設は見学し、自分にあったグループホームを見つけられるといいでしょう!